About us
藍染工房 瑠璃玉
私たちの工房は東京都の昭島市にあります。
昭島は水道水を100%地下水で賄っていたり、「東京都の名湧水57選」に2つの湧水が選ばれている「水のまち」です。
当工房の藍染は「天然灰汁発酵建て」で、「本藍染」とも呼ばれています。
伝統技法を守り、化学染料や化学薬品は一切使用しません。天然灰汁発酵建てには水はとても大切で、「良い水」が「良い藍」を育み、「良い色」を生み出します。
1984年から昭島で藍染を始めたのも、良い水を求めてのことです。
私たちが天然灰汁発酵建てにこだわるのは、伝統文化を守りたいだけではありません。
昔ながらの本当の藍染は、色もきれいで、使い心地もとても良く、長く使うほど味が出てきます。安心してお使いいただけます。
品物は全て一枚づつ手で絞り、手で染めているため、柄・色合いが異なる一点ものです。
日本伝統の本当の藍色を、生活を彩る色の一つにお加えいただき、楽しんでいただけたら大変うれしく思います。
また、2011年より、障がい者就労支援の事業所で利用者の皆さまと藍染を行っています。
藍染を通して、ものを作ったり表現する楽しさ、仕事をする喜びを感じていただけたらと思い活動しています。
We made "ruridama"
Koshiro Katayama
藍染の本場である徳島県板野郡出身。13歳より母である形山榮依子(日本現代工芸美術家協会 本会員)の藍染作家活動を手伝い始める。
湘南工科大学工学部機械工学科卒業後、産業機器・理美容器具・アウトドア用品の商品開発・デザイン・設計に携わりながら藍染を行う。
障がい者就労支援施設での藍染制作指導を機に藍染活動に専念。後に妻である容子とともに藍染工房瑠璃玉を起ち上げ、制作に励みながら形山榮依子の芸術活動もサポートしている。
Yoko Katayama
文化女子大学短期大学部服装学科卒業後、百貨店勤務を経てイギリス・ロンドンに渡る。
ロンドンの百貨店にてGUCCI・FENDI・LOEWE・Aquascutum等の買い付け・マーチャンダイジングを担当。その後、テレビ局にて番組制作・ファイナンス関連業務、銀行勤務等、約20年間のロンドン滞在を終えて日本に帰国。
義母である藍染作家 形山榮依子のAindigo Artにて活動後、夫の晃士朗とともに藍染工房瑠璃玉を起ち上げ現在に至る。
糸と針のみで絞るデザインを得意とする。